Windows版 オラクル完璧削除
仕事上Oracleをよく使うので、インストールしたり、アンインストールしたすることが多いです。
しかし、アンインストールはなかなか綺麗にアンインストールは難しいです。
Windows版 オラクル完璧削除(クリーンな状態)な資料を見つかったので、ここで載せます。
1.前準備
下記の手順を行う前に、以下の場所を記録してください。
1-1 □ ORACLE_HOME ディレクトリの場所
レジストリ、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\HOMEn\ORACLE_HOMEで確認できます。
1-2 □ ORACLE 関連のディレクトリの場所
各インスタンスごとに設定されている ORACLE_BASE(データファイルおよびアラートファイル等のログファイルの格納ディレクトリ)のディレクトリ、アーカイブログの出力先ディレクトリを記録してください。
2.Administrator権限を持つユーザーとしてログインしていることを確認します。
3.レジストリを削除(※該当レジストリがない場合もあります)
regeditを使用して(コマンド・プロンプトでregeditと入力します)以下のキーを削除します。
3-1 □ HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLEキー
3-2 □ HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\odbc\odbcinst.ini\Oracle ODBC Driverキー
3-3 □ HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\odbc\odbcinst.ini\Oracle in
3-4 □ HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ODBC\ODBC.INI\<当該DSN名>キー
3-5 □ HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ODBC\ODBC.INI\ODBC Data Sourcesキー
3-6 □ HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Servicesの下の ORACLEで始まるすべてのキー
3-7 □ HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\EventLog\Applicationの下の ORACLEで始まるすべてのキー
3-8 □ HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstallの下の ORACLEで始まるすべてのキー
3-9 □ HKEY_CLASSES_ROOT をオープンし、HKEY_CLASSES_ROOT の下の ORA またはORCL から始まるすべてのキー
3-10 □ HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes の下の ORA または ORCL から始まる全てのキー
3-11 □ HKEY_CURRENT_USER\Software\Oracle キー
3-12 □ HKEY_USERS\...\Software\Oracle キー
4.環境変数を編集または削除します。
3-1 以下の表に従ってください。
環境変数 | 編集/削除 | 説明 |
---|---|---|
PATH | 編集 | "インベントリの下のJREのbin、および、削除対象のORACLE_HOMEのbin が、値として含まれている場合はこの値からそれらのみを削除するよう編集します。環境変数自体は削除してはいけません。 |
CLASSPATH | 編集 | 削除をするORACLE_HOMEを含むPATHが、値として含まれている場合は、この値からそれらを削除します。CLASSPATH が Oracle製品にのみ構成されている場合は、環境変数 CLASSPATH 自体を削除することができます。 |
JSERV | 削除 | Oracle HTTP Server を含む製品により設定されます。 |
wv_gateway_cfg | 削除 | Oracle HTTP Server - mod_plsql により設定されます。 |
OLAP_PATH | 削除 | RDBMS 9.0.1 製品により設定されます。 |
3-2 □ 環境変数 TEMP で指定されるディレクトリにある OraInstall から始まるディレクトリ(例: OraInstall2003-09-04_08-48-11PM) を全て削除
5 スタートメニューの削除
6 フォルダの削除
7 コンピュータの再起動
8 すべての ORACLE_HOME ディレクトリ、および ORACLE 関連のディレクトリを削除します。
9 コンピュータの管理から、ORA_DBA グループを削除します。